駆け足で始まった梅雨の中休み、紫陽花がちょうど見ごろを迎えた6月の末、

 

アルスシムラ2020年度卒業制作展が無事に開催されました。

 

 

 

 

本科15名、予科5名、そして志村洋子先生の作品が一堂に並びました。

 

 

 

 

七夕のお設えも涼やかに、お客様をおもてなし。

 

 

 

コロナ渦で何もかもがいつも通りとは違う一年間、

 

全員で集まれないもどかしさを工夫に変えて、制作に励んだ日々の集大成でした。

 

 

 

改めて、作品を人にみてもらう、というのは貴重な機会だと感じます。

 

自身が作品に込めた思いと、客観的に人が見るそれとは必ずしも同じではありません。

 

新しい発見があったり、想像もしなかった嬉しい感想をもらえたり、

 

作品がひとりでに歩き出し、より多角的な意味をもたらしてくれます。

 

 

 

 

卒業制作展という場が、一年間制作に向き合った生徒さんお一人お一人への贐（はなむけ）となり、

 

ここから、また新たな一歩が始まります。

 

 

 

ご来場下さった皆様、関わって下さった全ての方々に、心より感謝申し上げます。