卒業式の翌日、清滝～神護寺までの川沿いを散策しました。

コロナ以降、クラスを交えてのお出掛けは久しぶりです。

 

 

今回は気に入った季節の野花を摘み、散策後に一輪挿しを楽しもうという趣向。

 

川向うに白く群れる花々。草陰の色とりどりの実り。

小さな草花のカタチを愛でたり、葉をこすって匂いを嗅いだり、出会った花の名前を調べたり…。

摘み草をしながらのお散歩は、発見の連続で楽しい時間でした。

他の人が手にしている草花に、お互い興味深々。摘み草選びにもその人の好みが感じられて、自然と笑みがこぼれます。

 

 

拾い集めた栗のイガやドングリは、染めて作品に織り込まれ、この日の思い出となってくれそうです。

 

嵯峨校に戻り、出会った野の恵みを夢中になって生けました。

色も形もとりどりの一輪挿しを、生徒さんが用意してくれました。どれに合わせるかも悩みどころです。

 

 

野の一輪が、笑顔あふれる豊かな一日をくれました。