Ars Shimura アルスシムラ

Ars Shimura アルスシムラ

Ars Shimura アルスシムラ

コース紹介

「色と言葉」を学ぶ
アルスシムラのカリキュラムは、
染織の実技、講義、課外授業から成り立っています。
実技では、手仕事を通して心が躍動する色彩体験を大切にしています。
講義では、年度ごとにテーマを決め、様々な視点から
アルスシムラの教育理念に基づいた思想、文化に触れていきます。
また、年に1~2回、課外授業も行っています。

本科

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自分でデザインした着物と帯を植物で染めて織り、まとうことで、アルスシムラの染織の技術と思想を総合的に学びます。

本科には1年コースと2年コースがあり、15名の生徒が学んでいます。1年コースは、1年間で染めと織りの基礎を習得します。2年コースは、1年次に染めと織りの基礎を学び、2年次はデザインや技法に幅を持たせながら更に深く学びます。両コースとも藍建ての実習があります。織り上げた裂は自らの手で着物の形に仮仕立てし、年度末の卒業制作展でそれぞれの作品を展示します。帯と着物は本仕立てし、卒業式でまといます。

募集人数
1年・2年両コースあわせて12名
期間
1年もしくは2年
曜日
月~木曜日
時間
10:00〜16:00
(12:00~13:00は休憩時間)

1年コース・2年コース1年次

1. 裂を織る 白の経糸に、自分で染めた糸を自由な発想で織り入れます。整経から織りまでの一連の工程を学びます。
2. 帯を織る 帯の配色を考え、経糸を準備し、機に掛けて織っていきます。
3. 着物を織る 着物の仕組みを学んだあと、図案を考え、着物を織ります。縞だて、緯絣、はつりなどの技法も学びます。織り上げた反物を裁ち合わせ、仮仕立てします。
4. 裂帖を作る 着物の残り裂で裂帖を制作し、アルスシムラに納めます。
5. 卒業制作展
6. 卒業式で着物を身にまとう

2年コース2年次

1. 自由制作 自らテーマを設定し、帯または着物を織ります。希望により経絣の技法も学べます。
2. 着物を織る 2年間の成果として、独自の図案で着物を織ります。
3. 曼荼羅を織る 2年生全員で曼荼羅を制作し、アルスシムラに納めます。
4. 裂帖を作る 着物の残り裂で裂帖を制作し、アルスシムラに納めます。
5. 卒業制作展
6. 卒業式で着物を身にまとう

講義・授業について

  • 通常の授業は講師が担当します。
  • 本科授業日以外に、講義を行う日があります。
  • 長期休暇中(夏休み、冬休み、春休み)は登校できません。

予科

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予科は、週1日または週2日通い、アルスシムラの染織の基本的な技術と思想を体験的に学び、「裂(きれ)」を織ります。

予科には週1日コースと週2日コースがあり、いずれも半年間の授業です。週1日コースには土曜クラスと日曜クラスがあり、初めての方でも織る楽しみを感じながら、気軽に染織を体験できます。週2日コースは、本格的な習い事をしたい、家でも機織りをしたいという方に向けた、土曜と日曜連続の授業です。卒業後も染織を続けるためのコツが詰まっています。いずれのコースも1人1台、自分専用の小型織機を使用します。年度末には予科卒業制作展を行います。

募集人数
前期・後期各12名
期間
前期(4月~9月)
後期(10月~3月)
曜日
土曜日・日曜日
時間
10:00〜15:00
(12:00~13:00は休憩時間)

週1日コース(全19回)

1. 基本カリキュラム アルスシムラが用意した白い経糸に、授業で染める緯糸を織り込みます。前期クラスでは桜や春草、後期クラスではどんぐりや刈安など、染料はその年ごと、季節とともに変わります。染めた緯糸が揃ったら、機に向かい、自身の想いやテーマをもとに織っていきます。それぞれのイメージをクラスで共有する時間を設け、想いが裂になる過程を学び合います。
2. 整経体験 整経から経巻までの経糸準備工程を体験的に学びます。
3. 藍染め体験 アルスシムラで建てている藍で緯糸を染め、自身の経糸に織り入れます。

週2日コース制作カリキュラム(全31回)

1. 基本カリキュラム 経糸の準備から織りまでの一連の工程をつかむことを目指します。経糸には自身で染めた色糸が入り、縞や格子を織ることはもちろん、緯糸との織色を楽しむことができます。週1日コースとの合同授業で染める緯糸も一緒に織り込みます。裂の用途はさまざま。経糸・緯糸ともに自ら染め制作した裂は帯やタピストリーへ。
2. 整経体験 経糸の配色を考え、本数を計算し整経指示書を作ります。指示書作りは、家でも機織りを続ける際に役立ちます。さらに、整経から経巻までの経糸準備工程を体験的に学ぶ時間も設けています。
3. 藍染め体験 アルスシムラで建てている藍で緯糸を染め、自身の経糸に織り入れます。

講義、授業について

  • 通常の授業は講師が担当します。
  • 土曜クラスと日曜クラスで合同授業を行う場合があります。
  • 週1日コースと週2日コースは合同で授業を行います。
  • カリキュラム回数内に実技以外の講義日も含まれます。

講義

志村洋子、志村昌司、外部の専門家による講義では、年度ごとに決めたテーマのもと、
思想、文化を学びます。講義内容に関連した推薦図書の紹介もしています。

【過去の講義】

柄澤齊氏(版画家) 「言葉を視る」(2014年)、「鑑賞力をみがく」(2015年)、「気配を読む」(2017年)
笠井叡氏(振付家・舞踊家) 「虹・天と地を結ぶ七つの色」(2016年)
若松英輔氏(批評家・随筆家) 「すべてのみえるものは、みえないものにさわっている ―志村ふくみと新しい原点」(2016年)
早川敦子氏(津田塾大学学芸学部教授) 「『哀しみ』を生きる:『沈黙』の世界へ」(2017年)
金剛龍謹氏(能楽金剛流若宗家) 「新作能『沈黙』を見る」(2018年)
森田真生氏(独立研究者) 「言葉から生命へー『知能』の先にあるものー」(2018年)
熊倉㓛夫氏(MIHO MUSEUM 館長) 「茶室でなにをまとうか」(2018年)
高橋義人氏(ドイツ文学者) 「根本現象とは何か」(2019年)
講義内容はこちら(PDF)
「形は⽣きている」(2019年)
講義内容はこちら(PDF)
「⾊彩は光の受苦である」(2019年)
講義内容はこちら(PDF)
柄澤齊氏

柄澤齊氏

志村洋子・志村昌司

志村洋子・志村昌司

森田真生氏

森田真生氏

熊倉㓛夫氏

熊倉㓛夫氏

金剛龍謹氏

金剛龍謹氏

課外授業

染織と同じく驚きと憧れの体験を大切にしていることから、現場に足を運び、実物に触れることを目的として課外授業を行っています。同級生との親睦が深まるのも楽しみの1つです。

【過去の課外授業】

美術鑑賞 アサヒビール大山崎山荘美術館、京都国立近代美術館など
散策 神護寺、清凉寺、厭離庵、常寂光寺など
合宿 高野山
季節行事 1月 七草の節句・初詣、カルタ大会
7月 七夕・笹飾り
9月 重陽・お月見
高野山夏合宿

高野山夏合宿

嵯峨竹林散策

嵯峨竹林散策

清涼寺参拝

清凉寺参拝

厭離庵散策

厭離庵散策

初夏の常寂寺散策

初夏の常寂光寺散策