2020年度 本科1年卒業
◆着物のタイトル
くう
◆制作の意図・背景
はじめて織る着物は、じぶんの個が形成される核となったものを織りたいと思い、幼少期から繰り返し見続けていた針の夢といつかたどり着きたい静かで美しい世界を表現しました。
◆染織への思い
草木たちの美しさに魅せられ感動したあの気持ちを、どこかのだれかに同じように届けたい。植物の美しさを透明な媒体となって伝えたい。そのために、ただただ追い求め続けていきたいと思います。
織りあげた着物は、身にまとわれて完成します。
アルスシムラの本科生が最初に織る着物は、自分でまとう着物です。
「私が染めて、私が織って、私が着る」。
それぞれの生徒が自作をまとった姿を、3つの質問への答えと共にご紹介します。