卒業制作展 最終日のお菓子(2月24日)
最終日。
2月と思えぬ暖かい日差しの中、今日も多くの方が熱心にご覧下さいました。
今日のお菓子は寒天。銘は
「藍に月」。
藍建ては、月の満ち欠けの影響を受けています。
季節外れの寒天に、月に照らされた藍甕を感じていただけたでしょうか。
今年も、みんなで藍甕(あいがめ)を見守り、藍甕に見守られながら生徒の皆さんも私たちも多くを学びました。
2年コースの生徒は、最後に「藍をテーマにした曼荼羅」を全員で制作します。
1人1台の機でそれぞれが自分の織りと向き合う中、曼荼羅の制作は唯一の共同制作課題です。
今年も2年生全員でデザインを考え、経糸を機にかけて織り、「月の満ち欠け」というタイトルで展示しました。
「繭」から「糸」、そして「着物」へ。最後に「藍」の曼荼羅を織りあげる。
4日間の卒業制作展が、無事終わりました。
今年もたくさんの出会いがありました。
ご来場下さった皆さま、誠にありがとうございました。