夏の終わりに
夏休みが終わり、アルスシムラに機音が響き始めました。
1年の半分が過ぎ、生徒さんたちも染めや織りに慣れてきました。
…と言っているのも束の間、本科コースでは卒業制作に向けて徐々にエンジンをかけ出します!
それぞれの制作に没頭し、活気に満ち溢れるアルスシムラの1年の後半がはじまります。
すっかり秋めいてきましたが今回は、夏の思い出をいくつかご紹介いたします。
生徒さんが自宅のお庭の百日紅をアルスシムラに送ってくださりました。
箱を開けるとなんと笹で作られたバッタが ♪ 嵯峨校の入り口で、生徒さんの毎日を見守ってくれています。
七夕の日、本科ではみんなで染めた糸と笹で七夕飾りで祝いました。
藍で染めた短冊には、それぞれの願いを込めて…。
予科では、授業の後にみんなで祇園祭へ繰り出そう!と浴衣で機織り。
涼しげで華やかな1日となりました。
日本には四季折々に、節句があります。
季節をしっかりと感じ、生活していく…そんなあたりまえのようで難しいことを
大切にしていきたいなと改めて感じる夏でした。
さあ、後半戦!
みんなで切磋琢磨、染めたり、織ったりの毎日がまたはじまります。