実りの秋
ここ最近、夜の風がひんやりとして、朝晩ぐっと冷え込むようになりました。
紅葉の赤・黄・橙色が日に日に濃くなっていくのを、楽しみにしながら工房へ通う毎日です。
少し足を伸ばすと、たくさんの可愛いらしいコスモスが咲き誇っていて、
つい、回り道をしたくなります。
今しか見られない植物もたくさん。
そのうちの一つが、染料としても活躍してくれる『臭木』です。
紫色のガクに包まれた、深い青色の『臭木』の実。
この一粒一粒の実をとっていく作業は、とても時間がかかりますが、今の時期しか出来ない
作業なので、身が入ります。
お染めしたらどんな色になるのかは・・・
いつかのお楽しみに。
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10月27日(金)~29日(日)の三日間、東京・成城さくらさくギャラリーにて、
志村ふくみ・志村洋子の作品展『妣の國』展が開催されます。
新作のお着物(約20点)を展示・販売いたします。
また、今年、工房で動き始めた大きな取り組みのひとつでもある、
作家・石牟礼道子と染織家・志村ふくみの2人によって誕生した
新作能「沖宮」の公演実現に向けた紹介スペースも設けております。
みなさま、ぜひ、お越しください。
詳細は、こちらです ↓
https://shimuranoiro.com/topics/1990/
ハチ